初のゲストピッカーを迎えて二度目の千葉エリアへ　《あんときのストリート》発掘ツアー vol.10 千葉

2020年10月10日（土）

さてさて、毎度おなじみ《あんときのストリート》発掘ツアー。今回は以前調査へ出向いた際に、かなりの出土があった千葉エリアへ舞い戻ってまいりました。前回は船橋 〜 習志野周辺をディグしたので此度は松戸や浦安などを調査。

そしてなんと今回、初のゲストピッカーとしてBOOさんこと吉崎さんが参戦！吉崎さんは《あんとき》全盛期にHECTIC (ヘクティク) でMASTERPIECE（マスターピース）の生産を担当していたという《あんときストリート》の最前線に身を置いていた方。

合流するやいなや、吉崎さんからマスターピースのスウェットバッグ ( 新品未使用 )をいただく。ブランドを代表する名品でありながら、いくら探しても出てこなかっただけにこれは嬉しいっ！あざまっす！

ということで強力なメンバーのサポートを得て、さっそく出発！

まず一軒目は千葉鑑定団 松戸店。

そこまで広いスペースじゃないけど、物量はウエア&スニーカーともに十分のユーズドコーナー。

このパッチは全然覚えがないけど SARCASTIC ( サキャスティック ) のデニムパンツを発見。

JUGMART ( ジャグマート ) との買付時にも買い漁った RUGBY (ラグビー) を発見！比較的リーズナブルでいい感じのアイテムが多く、オリジナルブランドが蔓延しきった《あんときのストリート》後期に一部のイケてるセレクトショップがいち早く日本に引っ張って人気を博しておりました。

どこのお店でも必ずある nitraid ( ナイトレイド ) 。それだけ全国的な人気だったってことですね。

意外とお目にかかることの少ない GDC。今度はグランドキャニオン時代のアイテムにお目にかかりたいもんです。

おおっ！And A ( アンドエー ) を発見！初登場ですね。日本に Banksy ( バンクシ－ ) を伝えたのは何気にココが一番早かったような気がします。

コチラのラージ ( X-LARGE ) は今も使用されているド定番ロゴなので年代はタグをチェック。ちなみに2002〜2003年モノでした。

んー、たいしてねっす。つーことでネクストスポットへ！

と、その前に昼飯です。広島風お好み焼きのじゅん平@浦安

まったくのノーリサーチで入ってしまったけど、当たりでした。旨い！

ここでMIMICのヤングガン、なかむぅ合流。

腹も満たされ、ご機嫌で向かったのは浦安鑑定団。ん？なんだかいつもの鑑定団系の店構えとは若干の違和感が…。

もともと倉庫あるいは工場だったのか、昭和的なムード全開の店内。嫌いじゃないです、この魔窟のような雰囲気。

どわぁ、ヘクティク発見！しかもヘックっぽいバックプリント！

IPATH ( アイパス ) も初登場！ヘンプのアッパーにラスタカラーのストラップはグラスホッパーかな。

GRAVIS ( グラビス ) からはターマックが登場。

MAD FOOT！(マッドフット！) とKIDさんのブランド HARD HIT ( ハードヒット ) のコラボで発売されたダーム1。生産を担当した1足です (笑)。

マッドフット！や TAS ( タス ) と共に《あんとき》に巻き起こったドメスティック・スニーカーブランドのブームを支えた UBIQ ( ユービック ) を発見！これはシマムというモデルで、FUTURA ( フューチュラ ) とのコラボモデルを覚えている人もわずかにいるはず。

期待薄な内外観とは裏腹に、結構エエもんが出土しました。そしてネクストストアへ移動。

徒歩で移動できる距離にセカストを目視したので、さらっと立ち寄ります。こちら浦安店。

相変わらず清潔な店内。

ここで発見したのは Supreme ( シュプリーム ) とVANS ( バンズ ) のコラボで発売されたマイク・キャロル。《あんとき》のアイテムではないものの990円という驚愕のお値段！

おそらくはタンに入ったシュプリームのロゴが手書き風で書かれているので読めなかったのかな。この破格の1足はなかむぅが購入。真面目に買付を続けるとこういうご褒美があるもんです。

お次は千葉鑑定団 千葉北店へ。

マッドフット！と共にパテント＆カラフルな足元ブームを作ったベイプスタ。このやるせないパテントの割れ具合もクオリティより勢いだった《あんとき》ならでは(笑)。

Tシャツ物色中。今日はエイプのボーイスカウト・シャツ。この辺が発売されてた95-2000年前くらいのエイプはマジでカッコよかった。

COMPLETE FINESSE ( コンプリートフィネス ) 発見！前回の千葉での発掘以来、一旦出始めると次から次へと出てくる、案外そんなもんよね (笑)

そしてマスターピースを発見！吉崎さんとの買付ツアー中にヘックとマスターピースを発掘できて感無量です。ボディの細かい仕様によって発売した時期を見分ける方法を教えてもらいました。

リボルバー ( Revolver ) のTシャツを発見。《あんとき》後期のココんちはこういうアースカラーのイメージありますね。

もろ《あんとき》感満載のフォトTは SCANNER ( スキャナー ) 。当時はどこのブランドも必ず作ってたなー！

これはnitrow ( ナイトロウ ) とnew balance ( ニューバランス ) のコラボで発売された574ですね

ちなみに、なんか来たことあるようなデジャブにおそわれましたが、前回ホントに来てました。なんせ店の作りが酷似しているため、こんなミステイクもあるってもんなのです。

本日ラスト一軒は千葉鑑定団 中央店

なかなかジャンクな店構え。こりゃ匂うぞと出陣。

したものの…

んーーー…

出物は発掘されず、ここでタイムアップ！

手動での準備中→営業中の看板切り替えが渋すぎる、ナイスな中華屋さんにておつかれさんでした。

店舗数がかなり多い千葉ですが、二度目ともなると購入にいたるまでの、“ええもん”が発掘されず。否、われわれはあきらめません！次回の発掘調査もお楽しみに！

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