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ファッションど真ん中!ファッションウィークで開催された《 あんとき 》マーケットの第二回目を最速レポート!

《 あんときのストリート 》を発掘|MIMIC ( ミミック )

シーンを作り上げてきた重鎮たちと、見たこともないようなレアもんの数々。まさに「 どこにもないモノが、ここにはある 」異空間。そんな東京が一番アツかった《 あんとき 》を再現し、大盛況の内に幕を閉じた MIMIC 初のリアルイベント《 あんとき 》マーケットの第二回目が 9月6日 (金) と 9月7日 (土)  の2日間、渋谷ヒカリエの 8/COURT で開催されました。

しかも今回は、《 あんとき 》のストリートを作り上げてきたブランドやショップ、そしてキーマンたちに加え、《 あんとき 》世代には “キング” の愛称でもお馴染みの窪塚洋介さんが初日限定のスペシャルゲストとして参戦。

動画接客ツール ザッピング で投稿

 

ここではそんな大盛り上がりとなった《 あんとき 》マーケットの様子を最速でレポートしていきます。

前代未聞のフライヤー転売

今回の《 あんとき 》マーケットは 9月7日 (土) の一般開催に先駆け、前日の 9月6日 (金) に、インビテーション持っている関係者の方たちと前回&今回のフライヤーを持参いただいたお客さんだけが入場できる限定デーを設けました。

フライヤーについては、mita sneakes ( ミタスニーカーズ ) さんや magnif ( マグニフ ) さん、齊藤浩三郎商店さんなど、都内11箇所のお店で配布させていただき、遠方のために取りに来れない方たちには Alternate Sneakers さんがご好意でフライヤーをプレゼントする企画も実施してくれましたが、それでも入手のハードルが予想以上に高かったのか、メルカリでフライヤーが転売されることに (笑)

思った以上に出品されていて、なかには3000円での落札も。普通はゴミとして捨てられるフライヤー、しかも裏面は本業の広告。それなのに転売が起こるというのは、マケーター人生で1番の事例かも (笑) 

早いもの勝ちの宝探しを楽しむ《 あんとき 》マーケットで最高の一着を掘り起こすなら、より豊富な品揃えが期待できる初日の限定デーに入場したいと考えるお客さんが多かったようです。

世界的なファッションの祭典の関連イベントとして開催されることに!

しかも今回の《 あんとき 》マーケットは、世界で注目される日本の最新クリエーションを発信する「 Rakuten Fashion Week TOKYO 25S/S 」の関連イベントとして開催することに。

ちなみに「 ファッション・ウィーク 」とは、年2回、世界のファッション都市で開催されているファッションの祭典のことで、特にパリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、東京の5都市で行われるものは、「 5大ファッション・ウィーク 」と呼ばれ、世界的にも大きな影響力を持っています。もっと分かりやすく言ってしまえば「 東京コレクション = 東コレ 」です。

いきなり世界に繋がるファッションど真ん中の超メジャー舞台での開催ということで、その場違い感をよく知る知り合いの記者の方々は、公式資料の中に《 あんとき 》マーケットを見つけた際には、思わずにやけてしまったと口々におっしゃっておりました。

会場となるヒカリエに設置された「 Rakuten Fashion Week TOKYO 25S/S 」の広告

そう、確かに場違い感はハンパないんだけど、今のスニーカーシーンもラグジュアリーストリートも、原点を辿れば《 あんとき 》のストリートを創り上げてきた皆様の才能によるものでした。今と違っていたのはそれが東京のローカルカルチャーだったということ。それが世代も国境も越え、世界に誇るストリートカルチャーとして認知されるようになった今だからこそ、TOKYOファッションの未来を担う Rakuten Fashion Week TOKYO という場でその原点を創り上げてきたオリジネーターの皆様とご一緒することで、世界一を誇る日本のストリートシーンを世界に向けて正しく発信するお手伝いができるのではないかと考え、この場所で開催させてもらうことにしました。

ヒカリエの2階に設置されたデジタルサイネージには、《 あんとき 》マーケットの告知も

開催前にはトロフィーの返還式が行われ、第一回目の MVP 受賞者である XBS さんから MVP の証でもあるトロフィーの返還が行われました

開場は午後の2時からとなっていましたが、その30分前には入場を待つお客さんたちにより長蛇の列が。

会場では実際にどんなアイテムが販売されたのか? ここからは、即売必死の目玉商品や皆が羨望の眼差しで見つめるレアアイテムなど、気になった商品を参加メンバーの紹介とともにお見せしていきます!

真柄尚武さん&江川芳文さんの HECTIC コンビによるファン感涙のブース!

まず紹介させていただくのは、realmadHECTIC ( リアルマッド ヘクティック ) を立ち上げた真柄さんとヨッピーさんが揃って出店するファン感涙のブース! 当時の HECTIC や MASTERPEACE ( マスターピース ) の関連商品に加え、スケート系やヒップホップ・レゲエ系など、それぞれのバックボーンを感じさせる商品が出品されました。

真柄さん出品のこちらは、ご存知、 SUPREME ( シュプリーム ) のファーストスタジャンと思いきや、よく見ると左ショルダー付近にナンバリングが。実は当時の関係者に50枚だけ配られた、ナンバリング入りの超レアな一着なんです!しかもサイズもXLと文句ナシ!

デッドストック状態のワラビーは HECTIC からリリースされた一足。初期 HECTIC でリリースされた REGULAR ( レギュラー ) や PKG ( ピーケージー ) のTシャツや、バリ・フランクリンという女性アーティストがグラフィックを手がけた HECTIC のTシャツなども並びました( ヨッピーさん出品 )。

EAST ENDとともにヒットを飛ばした市井由理さんの A BATHING APE® 限定 Tシャツはレア度の高い一枚!( 真柄さん出品 )

ヨッピーさんが好きなスケーター、ジョバンテ・ターナーが手がけていた、知る人ぞ知るブランド、ジョバンテ・ジーンズのTシャツや、あまりお目見えできないグラフィックがプリントされたスラッシャーのTシャツなど、《 あんとき 》を知るスケーターならば、思わず反応してしまうアイテムも出品されていました!( ヨッピーさん出品 )

窪塚洋介さんは自身のゴルフアパレルブランドを初のセール価格で販売!

続いて紹介するのは、窪塚洋介さんのブース。自身がプロデュースするゴルフアパレルブランド、8G SHOOT のアイテムをブランドのローンチ以来、初めてセール価格で販売することに。

このブランドは、ゴルフにのめり込んだ窪塚さんがその仲間たちと2023年7月に立ち上げたブランドで、18ホールを自身の年齢以下の打数でホールアウトする「 Age Shoot 」を目指すなかで、「 多くのゴルファーがナチュラルなライフスタイルを幸せに送れるようになれば 」との想いが込めてネーミング。

また、窪塚さんは今回の出店だけにとどまらず、自身が愛用する私物を販売する企画にもご参加いただけることに。詳しくは、近日オープン予定の MIMIC の通販サイトにてお知らせします。

ちなみに販売される商品は、こちらの SUPREME × THE NORTH FACE ( ザ・ノース・フェイス ) のダウンジャケットと SUPREME のディレクターズチェアになります。

NIKE やストリート SK8 のレアアイテムが揃う XBS さん& RYUJIN さんブース

前回の覇者で NITRAID ( ナイトレイド ) のディレクターも務めた XBS さんは、NITRAID SB のライダーを務めた RYUJIN さんを助っ人に迎え参戦してくれました。

やはり目を惹いたのは、ニトロや NITRAID 絡みで実現した NIKE ( ナイキ ) とのコラボレートシューズ。特に一番右の幻の AIR FORCE 1 ( エアフォースワン ) はファン垂涎の一足!( XBSさん出品 )

RYUJIN さんからは、あのモザイク迷彩を取り入れた自身の色付けによる SB DUNK MID ELITE RYUJIN モデルや、T19 Wheels の幻のシグネチャーウィール( 鯉のグラフィックは AKEEM さん担当 )、デビルマン西岡さんの撮影で初の表紙を飾ったスケート誌『 WHEEL 』などが出品されていました!

ミタスニーカーズのブースでは、ここでしか申し込みできない adidas originals ZX8000

そして今回もミタスニーカーズからは、《 あんとき 》マーケット会場のみでしか申し込みできない、ask 方式で抽選販売されるスペシャルな1足がお披露目されました。クリエイティブディレクター国井栄之さんが手に持つ adidas originals ZX8000 MITA “ASK” “mita sneakers” “CONSORTIUM CUP” です 。

こちらは2023年2月に開催された「 CONSORTIUM CUP ( コンソーシアムカップ )  」( ※ 世界16のスニーカーリテーラーが王者の座をかけてフットウェアデザインを競う業界初のトーナメント )の3回戦用にスタンバイされていた幻のモデルを商品化したもの。

2013年にローンチした ZX8000 MITA の高いデザイン性はそのままに、上質なマテリアルを再チョイスしながら、特徴的なヒールタブを追加してアップデートされています。

SUPREME の圧巻ラインナップ!立木輝樹さん&牧田耕平さんのワングラムコンビ

前回も参戦いただいた SUPREME や FLAPH で活躍した立木さんは、同じワングラムで MOTIVE を手がけ、現在は THE UNION のディレクターを務める牧田耕平さんとコンビで出店いただきました!

「 もはや自慢(笑) 」とまで言い切る立木さんの SUPREME のボックスロゴ・コレクションは今回も健在! そのほか、’03年リリースの Blue Stars ダンクやカーミットのプリントTなど、多くのアイテムにマニアから熱い視線が注がれていました。

牧田さんも SUPREME アイテムや、自身のバックボーンともいえるデニム関連の秀逸アイテムなどを出品してくださいました。

ストリートでお馴染みの二人の“薫”が貴重なコレクションの一部を出品する薫商店

また前回はそれぞれ個人で出店いただいた総合格闘家の宇野 薫さんと元 NIKE / 元 UGG®️ の高見 薫さんは、お二人の共通のお名前である「薫」をとって、薫商店としてコンビで出店くださいました!

ONEHUNDRED ATHLETIC ( ワンハンドレッドアスレチック ) は宇野さんがディレクターを務めるスポーツウェアブランド。中でもこちらのサウナスーツは、アパレルブランドの reversal ( リバーサル ) とのコラボレートにより生まれた逸品です。

もちろん、高見さんは元 NIKE とあって、NIKE のアイテムも豊富にラインナップされていました!

“雑誌の古本屋”、マグニフさんは今回の出店者やイベントとゆかりの深い雑誌を放出!

古今東西のヴィンテージマガジンを揃える神田神保町の magnif ( マグニフ ) さんも前回に引き続き参戦いただきました。

前回は《 あんとき 》のストリートを熱く盛り上げた『 Boon 』を中心に、貴重なファッション誌を数多くラインナップくださいましたが、今回は出店者に関係の深い雑誌や「 Rakuten Fashion Week TOKYO 25S/S 」の来場者が好みそうなモード系の雑誌を中心に商品を取り揃えてくれました。

特に窪塚さんが表紙を飾ったこの Ollieが感慨深い。MIMIC 主宰の野田が編集を担当させてもらった MPee Ollie という MASTERPIECE の16ページにも及ぶが特集が掲載された号で、《 あんとき 》マーケットに出店いただいている方も多くご登場いただきました。その遊び心溢れる内容は、《 あんとき 》マーケットの原点ともいうべき企画&メンバーとなっており、それがこの場所にあるというのは感慨深い出来事でした。

XLARGE や X-girl を取り扱うビーズインターナショナルの現役&元メンバーが集結!

そして、今回初参戦にして大きな注目を集めたのが、XLARGE ( エクストララージ ) や X-girl ( エックスガール ) 、HAZE ( ヘイズ ) といった名だたるブランドを初期より支えた現役&元ビーズインターナショナルのメンバー( 皆川 伸一郎さん、久保高則さん、 齊藤浩三郎商店さん、二瓶 啓徳さん、フジタトモコさん )が集結したこちらのブース。

復活が期待される SARCASTIC ( サキャスティック ) のグラフィック作品や小沢健二さんも愛用したレクタングル Tシャツはファン歓喜の一品。“4人目のBeastie Boys”の愛称でお馴染みのリッキー・パウエルや《 あんとき 》のMTVで物議を醸したビーバス&バットヘッドと XLARGE のコラボTシャツもお客さんたちのマニア心を刺激していました。

Tシャツ蒐集家として知られる久保さんの貴重なコレクションや皆川さんの私物( 滅多にお目にかかれない、FUTURAの50歳を祝って作られたバースデーダンク )も注目の的に!

アトモスは、adidas Originals で復刻希望 NO.1 との呼び声の高い復刻モデルを先行展示

そして最後に紹介するのが、言わずもがなの人気スニーカーショップ、atmos ( アトモス ) さんです。adidas Originals ( アディダス オリジナルス ) の復刻希望 NO.1 との呼び声高い BADLANDER ( バッドランダー ) が、RADLANDER ( ラッドランダー ) と名前を変えて復刻されるのに伴い、《 あんとき 》マーケットで先行展示を行ってくれました!

しかも今回の出店者の皆様全員に BADLANDER をプレゼントしていただき、会期中みんなで愛用させていただきました、ありがとうございます!

一緒に展示されたこちらは、冬ごろに発売予定の atmos 別注カラー。アッパーのやや緑がかったベージュカラーがオリジナルとはひと味違う、洗練された印象を与えます。

また、同時期に復刻される JABBER ( ジャバー ) の atmos 別注モデルも展示されました。インラインモデルとは異なり、アッパーにヴィンテージ感のあるブルースエードが採用されています。

ちなみに、この RADLANDER は9月20日 (金) からの発売を予定していますが、その一般販売に先立ち、9月13日 (金) から16日 (月) の期間で 開催されるイベント「 adidas con by atmos ( アディダス コン バイ アトモス )  」で先行販売されることになっています。

実は我々 MIMIC メンバーもそのイベントで開催されるトークショーに参加することが決まっており、今回参加いただいている方たちをゲストに迎えながら、「 ストリートのキーマンたちが愛した adidas のシューズ 」をテーマによもや話を繰り広げる予定です。もちろん、MIMIC 読者の方たちの参加もお待ち申し上げております!

イベント概要はこちら

我々 MIMIC もちょっとした展示ブースを

恐縮ながらボクたちのユニフォームも展示。《 あんとき 》マーケットの関係者用に製作したスタッフウエアの別バージョンで、販売するのか、身内だけで着るのか、全然まだ未定です。

いかがでしたでしょうか、第二回目の《 あんとき 》マーケット。第三回目の開催は未定ですが、皆さんからの熱いラブコール次第では、もしかしたら地方・海外・ウエブなどなど、またどこかでフラッと開催するなんてこともあるかもしれません。

それまではミミックの通販サイトにご期待ください。ボクたちらしい、普通の通販サイトじゃないもの作っておりますのでご期待を。