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街角の英雄たちが愛した《あんとき》の adidas ( アディダス ) とハズしの美学【 CAMPUS SUPREME 発売記念 特別企画:前編 】

《 あんときのストリート 》を発掘|MIMIC ( ミミック )

タイトル画像参照元:GQ

ローテクスニーカーの代名詞、CAMPUS( キャンパス )のソールをハイテク化し、’00年代の初頭に一部のスニーカー好きを虜にした、CAMPUS SUPREME( キャンパス・シュプリーム )が2月25日に復刻を果たします。当時は、藤原ヒロシさんの連載「 a little knowledge( ア リトル ノーレッジ )」で YOPPI さんが履いていた CAMPUS SUPREME をヒロシさんも取り入れ、誌面でピックアップしたことをきっかけに注目を集めました。スニーカーのメインストリームからは少し外れた、ストリートらしい “ハズしの美学” を感じさせるデザインは、昨年復刻された ADIMATIC( アディマティック )にも通ずる、《あんとき》の adidas(アディダス)らしい秀逸なものといえるのではないでしょうか。


こちらが、その CAMPUS SUPREME 。商品の詳細については、ページの最後で紹介しています

そこで今回の MIMIC では、みんなが知っている adidas のメインストリームとなる A面のお話ではなく、CAMPUS SUPREME や ADIMATIC のようにストリートカルチャーとリンクしながら支持を集めた adidas の B面的スニーカーにフォーカス。ストリートのキープレーヤーたちが “みんなとは違う、自分らしい価値観” をアピールするために選んだ、adidas のオルタナティブなスニーカーの歴史を振り返ることで、ストリートの主旋律ともいえる “ハズしの美学” を感じ取っていきます。

野田

今回は CAMPUS SUPREME の発売を記念して、adidas の B面的な歴史を振り返っていきたいと思うんだけど。

というのも CAMPUS SUPREME って、ぶっちゃけメインストリームから外れた一足だと思うんだよね。CAMPUS の名残は当然残っているもののデザイン的に万人受けするようなモデルではないだろうし、なにより New Balance(ニューバランス )の580を筆頭に、数々の隠れた名品を掘り起こしてきた YOPPI さんによって発掘され、ヒロシさんがストリート界隈に広めたというルーツもそうだし。

こういうスニーカーって、あえてのハズし感というか、そういう「 分かった上で 」という前提を感じさせながら履かないとダサくなってしまうものだと思っていて、普通に履いてるだけで万人がオシャレと認めてくれるような1足ではないと思うんだよね

高柳

それを踏まえると、昨年リリースされた ADIMATIC も同じような匂いがしますよね。スケートボード向けにつくられたというバックボーンもそうですし、《あんとき》からコアなストリート好きからは “知る人ぞ知る一足” として高い評価を受けていました

遠山

adidas は要所要所で、そういった玄人受けするモデルをリリースしているんだよね。マーク・ゴンザレスのシグネチャーモデルがリリースされて以降の’00年代のスケシューとか、今見ても相当カッコいいよ

野田

そういう知る人ぞ知る一足は、周りとも当然かぶりづらい。だからこそヒネくれものが多いストリートカルチャーを作り上げてきたキーパーソンたちに愛されるという側面もあり、カルチャー的な魅力を持つことが多いよね。

なにより万人受けのスニーカーはすぐにオシャレにはなれるけど「 カッコいい 」って領域には、なかなかいけないと思っていて。でもハズしの1足をバシッ!ってキメたときってホントにカッコいいんだよね。オリジナルなスタイルになるし、これってストリートにおける醍醐味の1つというか、みんなこの領域を目指して日々ストリート修行にあけくれるわけで (笑)。

そこで今回は、知る人ぞ知る一足が豊富だった 《あんとき》の adidas からストリートらしい “ハズしの美学” を学んでいきたいと思っています!

90年代初頭
SUPERSTAR からストリートアイコンの座を勝ち取った CAMPUS と Beastie Boys

高柳

やっぱり、ストリートで “ハズしの美学” 的に CAMPUS を広めた第一人者といえば Beastie Boys( ビースティ・ボーイズ )をおいてほかにいないですよね

野田

元々メジャーなスポーツカンパニーであった adidas が Run-D.M.C.( ラン・ディーエムシー )の影響によってストリートで注目されるようになると SUPERSTAR( スーパースター )がストリートのアイコンシューズとして定着するようになったと。そうした状況から独自の価値観で当時はあまり注目されていなかった CAMPUS へと目を向けさせたのが Beastie Boys だよね

名作『 Check Your Head 』に収録された「 Pass The Mic 」や「 So What’cha Want 」などのPVが収められたビデオタイトル『 The Skills To Pay The Bills 』より。足元の CAMPUS が目立つように撮影されたジャケ写が、その重要性を物語る( 画像参照元:amazon )

遠山

元々、Def Jam( デフ・ジャム )のレーベルメイトだった Run-D.M.C. が adidas のジャージや SUPERSTAR を自分たちの正装として取り入れたことに影響を受けて、Beastie Boys も初期の頃には SUPERSTAR を愛用しているんだよね。

でも、ストリートというステージで自分らしさを出すには、Run-D.M.C. の専売特許的なイメージが強い SUPERSTAR を履くのはちょっと違うと。「 パンクやスケートカルチャーもバックボーンに持つ自分たちのアイコンは SUPERSTAR じゃなく、CAMPUS なんだ 」という主張にも感じ取れるよね。全部想像だけど(笑)

Beastie Boys と Run-D.M.C. が行った’87年のツアー「 Together Forever 」のTシャツ。XLARGE 原宿店のスタッフを務めていた久保高則さんのコレクションより( 画像参照元;Instagram )

野田

あとこれも想像の話なんだけど、パンク出身の Beastie Boys は Run-D.M.C. の前座を務めるなど、ヒップホップ寄りのスタンスで活動していた時期でも、そこまでファットなウエアじゃないんだよね。だからシェルの存在感も強く、全体としてボリューム感のある SUPERSTAR ってよりも、シャープな CAMPUS の方が相性良くね?って考えたのかもね

ジーンズやワークパンツを愛用した Beastie Boys らしい、やや細身のシルエットにハマる CAMPUS のスマートなフォルム( 画像参照元:Natterjacks

遠山

それと Beastie Boys は不安定なスケートボードを乗りこなすかのごとく、パンクやハードコア、スケートやヒップホップといった様々なストリートカルチャーを独自のバランス感で消化してきたわけじゃない?

おそらく、同時期のアメリカのハードコア界隈、BLACK FLAG( ブラック・フラッグ )や MINOR THREAT( マイナー・スレット )のメンバーなんかは VANS ( ヴァンズ )一色だったと思うから、そことも違う、アナログ過ぎないスニーカーということで外羽の CAMPUS を選んでいた気もするんだよね

瀬戸

絶妙なバランス感覚のうえで確立した、彼らしいポジショニングなんですね

高柳

それと Beastie Boys( 中でも特にマイク・D )が設立に関わった XLARGE STORE( エクストララージ・ストア )でこれらのシューズが取り扱われたことも、人気にさらなる火をつけたといえますよね

野田

XLARGE の初期の成功は、adidas の CAMPUS や PUMA(プーマ)の SUEDE( スエード )といったデッドストックのスニーカーを大量に集められたことも大きいんだろうね。

XLARGE STORE のオープンは’91年なんで、’83年発売の CAMPUS を探すために電話帳からアウトレットスニーカー店を探して片っ端から電話したみたいよ。創設者であるイライ・ボナーツは NIKE( ナイキ )の Air Jordan( エアジョーダン )もあったけど「 そんなものはいらない! 」って断ってしまって、非常に後悔しているみたいだけど(笑)

遠山

ちょっと脱線しちゃうけど、日本では TINY PANX( タイニーパンクス )や近田春夫さんのヒップホップを観て、「 俺たちの方がもっとカッコよくやれる 」と思ったという GAS BOYS( ガスボーイズ )がトレードマーク的に履いていたのもひとつの象徴と言えるよね

’94年に行われた Beastie Boys の伝説の来日公演( @クラブチッタ川崎 )には GAS BOYS も招集された。写真はXLARGE 25周年ヒストリーブックに掲載された当時のフライヤーより

瀬戸

ヒップホップの新旧交代の象徴としても、王道の SUPERSTAR からハズしの視点を取り入れた CAMPUS へのトレンドの移行があったわけですね

90年代半ば
スケシューブランドではなく adidas でハズしを体現したレジェンド・スケーターたち

高柳

で、こうした Beastie Boys の影響力は、スケートシーンにも波及していくことになるんですよね。

例えば、後にリック・ハワードとともに Girl( ガール )を立ち上げるマイク・キャロルは、当時在籍していた Plan B( プラン・ビー )が’92年にリリースしたスケートビデオ『 Questionable( クエッショナブル )』の自身のパートで『 Check Your Head 』に収録された「 The Biz vs. The Nuge 」「 Time For Livin’ 」「 Stand Together 」の3曲をいち早く使用していますし、先ほど話にあがった XLARGE STORE のオープン時にラインナップされたというPUMA の SUEDE を履いてスケートをしている写真なんかも残されているんですよね

その後、数十年にわたって多くのスケーターたちが研究し続けた『 Questionable 』のマイク・キャロルの伝説的パート。プロモテープから無断で音源を使用したことで、後に Beastie Boys と揉めたという噂があるとかないとか

ANARCHIC ADJUSTMENT( アナーキック・アジャストメント )のデザイナー、ニック・フィリップがエディトリアルデザインを担当したスケート誌『 RAD( READ AND DESTROY )』の表紙を飾るマイク・キャロル。足元には PUMA SUEDE が輝く( 画像参照元:Instagram )

遠山

当時のスケーターの足元は、VANS や AIR WALK( エアウォーク )といったスケートシューズブランドのものが主流だったはずだから、このローテクシューズを履くマイク・キャロルは異色な感じというか、アンテナの感度が高い感じがするよね

高柳

そうなんですよ。「 Sabotage 」をはじめ、Beastie Boys の PV を数多く手がけたスパイク・ジョーンズとの結びつきが強かったこともあってか、この傾向は Girl や Chocolate( チョコレート )周辺のスケーターに顕著な感じで、当時のライディングカットにも CAMPUS を履いて滑っている姿が残されています

Girl のライダーとして活躍したルディ・ジョンソンの足元で光るグレーの CAMPUS( 画像参照元:Instagram )

Girl の兄弟ブランド、Chocolate の看板ライダーを務めたジーノ・イアヌーチ も CAMPUS を愛用( 画像参照元:Instagram )

ネイビーの CAMPUS を履いて滑るのは、同じく Chocolate のライダーとして活躍したガブリエル・ロドリゲス( 画像参照元:Instagram

Girl の10周年を記念したカタログに掲載されたヒストリーページには、先述のガブリエル・ロドリゲスの盟友としても知られるレガシー、ガイ・マリアーノが XLARGE のTシャツを着用している姿も。この写真のカメラマンはスパイク・ジョーンズ

遠山

確かにスパイク・ジョーンズは、Girl のライダーたちと後にアパレルブランド、FOURSTAR( フォースター )を立ち上げ、『 MOUSE( マウス )』をはじめとする彼らのスケートビデオを制作するわけだから、Beastie Boys との橋渡し役を担っていても不思議じゃないよね

高柳

はい、いわゆるロスフェリッツ・コネクションの一角を成していたんだと思います。

それとちょっと面白いのが、この手のローテクシューズだと CAMPUS や SUEDE がメジャーなんですけど、ガイ・マリアーノをはじめとする一部のスケーターはこれらのハズしをさらにハズして CONVERSE( コンバース )の Dr.J( ドクタージェイ )といわれるモデルを履いて滑っていました。それもスケーターたちの間ではオルタナティブなスニーカーとして支持されていたんですよね

Dr.J を履いて滑るガイ・マリアーノ。日本では、T-19 のファーストライダーとして知られる尾澤彰さんや CONVERSE のライダーを務めていた岡田晋さんも愛用していた( 画像参照元:Instagram )

こんな感じにスケートシューズブランド以外のシューズを履くスケーターも増えたことで、その後、メジャーなスニーカーブランドも続々とスケートシーンへ参入していくことにもなるんです。

これは Foot Locker( フットロッカー )の子会社で、スニーカーのカタログ通販の大手だった Eastbay( イーストベイ )の当時のページなんですが、VANS や AIR WALK なんかと一緒に NIKE や adidas、PUMA や CONVERSE のスケシューが売られています

’96年 の Eastbay のカタログ( 画像参照元:Instagram )

野田

去年発売された ADIMATIC もしっかり紹介されているね

瀬戸

本当ですね!adidas や NIKE のスケシューは全然知らないモデルも多くて、逆に今欲しくなるようなデザインをしていてカッコいいですね

続きは切り取り線をなぞってね!

ハロルド・ハンターやドレイク・ジョーンズなど、adidas でハズしたレジェンド・スケーターたち

高柳

そうしたなかでもやっぱり adidas の支持率が群を抜いて高く、’90年代中頃以降になると、SUPERSTAR や PRO MODEL( プロモデル )をオルタナティブな視点で愛用するスケーターも増えてくるんですよね。

特にタンが通常の SUPERSTAR よりも厚かったSUPERSTAR 2 は、スケシューに近い履き心地やフォルムだったこともあり、人気が高かったようですよ

Wu-Tang Clan( ウータンクラン )をはじめとするラッパーたちとも交流が深く、スケートシーンにヒップホップムーブメントをもたらしたカリーム・キャンベルも SUPER STAR を愛用していた一人。その他、Reebok( リーボック )の Workout( ワークアウト )も自身のトレードマークにしていた( 画像参照元:Instagram )

SFの有名スポット「  ピア7  」マスターの一人で、日本にもコアなファンの多いラヴァー・マクブライドが履いているのはオールブラックの PRO MODEL( 画像参照元:Instagram )

映画『 KIDS 』に出演し、NYスケートシーンのアイコンとして多くのスケーターたちから愛されたハロルド・ハンターも SUPER STAR を愛用( 画像参照元:Instagram )

同じくイーストコーストシーンを牽引したレジェンドの一人で、圧倒的なカリスマ性で多くのスケーターに影響を与えたクイム・カルドナ。その足元で輝くのは PRO MODEL( 画像参照元:Instagram )

野田

既存の人気モデルをスケート仕様にアップデートするって、その後のダンクSBでも行われる試みだよね。この時期については、後にトリビュートモデルも出てくるし

高柳

そうですね。特に REAL( リアル )のライダーだったドレイク・ジョーンズはその代表格ともいえるスケーターで、’15年には adidas skateboarding がその功績に敬意を評して “RESPECT YOUR ROOTS” というトリビュートシリーズでドレイクのシグネチャーモデルがリリースされました

SFの伝説的スポット「 EMB 」のオリジナルメンバーで、REAL や FTC のライダーとして活躍。日本でも根強いファンの多いドレイク・ジョーンズ ( 画像参照元:Instagram )

“RESPECT YOUR ROOTS” の第2弾としてリリースされた SUPER STAR RT-DRAKE は、スケートシーンに SUPER STAR を広めたレジェンドとしてドレイクに敬意を払い、リリースされたモデル( 画像参照元:adidas )

同じく、REAL で活躍したスケーター、ジョーイ・バストが愛用した、白・黒の反転したカラーリングが特徴の SUPER STAR RT-BAST も “RESPECT YOUR ROOTS” の第2弾としてリリースされた( 画像参照元:左 adidas  右 Instagram )

ちなみに第1弾では、先のカリーム・キャンベルの SUPER STAR とリチャード・アンヘリデスの PRO MODEL がリリースされている( 画像参照元:adidas )

野田

adidas はタンに人の顔が入っているモデルが多いから、こういうシグネチャーモデルを作りやすいよね (笑)

高柳

それと変わり種でいうと、先ほど CAMPUS を履いて滑っている姿を紹介したジーノ・イアヌーチはグリップ力の高いガムソールを使用したフットサル用のシューズがスケートボードと相性が良いことを発見して、フットサル用のシューズでスケートをしていたらしいんですよ。

もちろん、前提にフットボールカルチャーが大好きだったというのが大きいと思うんですが、NIKE SB に加入してからも ZOOM FC というモデルを作ってもらったり、adidas skateboarding に移籍したときには SAMBA(サンバ)をスケシュー化した SAMBA ADV RYR Gino Iannucci というモデルをリリースしていたりしています

バルサカラーの ZOOM FC を履いて滑るジーノ・イアヌーチ( 画像参照元:SLAM CITY SKATES

adidas skateboarding へ移籍後にリリースしたジーノのシグネチャーモデル、SAMBA ADV RYR Gino Iannucci。フットサルシューズの SAMBA をスケシューにアレンジしている( 画像参照元:CIVIL

野田

この時期の adidas スケートってハズしの1足の宝庫というか、最近復刻された SUPERSTAR MODIFIED ( スーパースター モディファイ ) とか SHRED ( シュレッド ) なんてのもあったし、なにより NORTON (ノートン)があったじゃない?

ADIMATIC の復刻と聞いて、裏原キッズだったボクは、同時期に発売された NORTON じゃないんだ? ( = ヒロシさんが連載で紹介していた ) って思ったんだけど、この辺は復刻が待たれるところではあるよね

SUPERSTAR をスケート仕様にアップデートした SUPERSTAR MODIFIED ( 画像参照元:atmos )  

ADIMATIC と同じ96年に発売された NORTON も知る人ぞ知る名作 ( 画像参照元:BLACK BOX STORE )  

 

前編では、 Beastie Boys が愛した CAMPUS の物語に始まり、レジェンドスケーターたちがオルタナティブな視点で愛用した adidas のローテクシューズのエピソードまで話を展開していきましたが、続く後編では、「 アナログ × ハイテク 」がキーワードとなった ’00年代の adidas のスケシューや YOPPI さんと藤原ヒロシさんがリコメンドした CAMPUS SUPREME について語り合っていきます。

Beastie Boys やレジェンドスケーターたちが愛した CAMPUS をアップデートさせた CAMPUS SUPREME

ストリートのアイコンシューズ、CAMPUS をアップデートさせ、バスケットボールシューズとして’99年に発売した CAMPUS SUPREME が2月25日に復刻を果たします。

以下の画像をタップいただくと詳しくご覧いただけます。

動画接客ツール ザッピング で投稿

動画接客ツール ザッピング で投稿

カラーは、ブラック × ホワイト、ネイビー × ホワイトの2色を展開。ヌバックレザーのアッパーやパフォーマンスロゴが配されたヒールカウンター、この時代に CAMPUS SUPREME 以外のモデルにも多用された曲湾ソールなど、随所にストリートらしいハズしの美学が宿った一足となっています。

販売価格:1万4300円(税込)
販売日:2023年2月25日