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2020年 買ってよかったもの|野田 大介

《 あんときのストリート 》を発掘|MIMIC ( ミミック )

どうも!野田(@KURUZE)です。お買い物してますか?

最近、SNS界隈を賑わすnoteの #買ってよかったもの 。そもそもnoteで記事も書いてなければ、なんの影響力もないボクですが、買い物命のボクにとってベストバイは買ったものを忘れないためにも大事な儀式。

そこで今日のミミックでは《あんときのストリート》からはちょっと離れて、《あんときのストリート》の洗礼をどっぷり浴びたことによって、子供も作らず、貯金も作らず、ひたすら自分のためにモノを買い続ける道を選んだ1人のおっさんの生き様をお届けしたいと思います。

EFFECTOR のメガネ

今年は相当久々にメガネを新調しました。愛用しているブランドはEFFECTOR ( エフェクター ) 。クレイドルのオリジナルとして2005年に誕生しましたが、《あんとき》世代の人にとっては、NIGOさんやNEIGHBORHOOD ( ネイバーフッド ) 、UNDER COVER ( アンダーカバー ) 、Lewis Leathers ( ルイスレザー ) といった界隈のブランドとのコラボでもお馴染みかと思います。その中でも今回メインの1本として選んだのは MARS – S というフレーム。予備としてネイバーフッドとのコラボのトランプも2本スタンバイ。

ヨーロッパの一流クラブでは、スタメンの選手と同レベルの選手が1人〜2人は必ずベンチを控えます。これはメガネだって同じ。毎日使うものであるからこそターンオーバー制をひいて故障なくシーズンを乗り越えたいところだし、セルフレームは連投していくと、どうしても白っぽくなっていくので適度な休息と磨きは不可欠。

だからこそメガネを買うときはメインと予備。あと念のために予備の予備。

備えあれば憂いなし。これが大人の男の余裕、たしなみってやつです。

ルイスレザーのライダース

《あんときのストリート》ベストバイ 2019

昨年のベストバイはギャルソンとルイスレザーのライトニングだったのですが、こういうものは一度手を出したら最後、違うバージョンも欲しくなってしまうのが宿命。そこでライトニングと双璧をなすサイクロンをオーダーしたのが真夏の出来事。新型コロナによる10万円の定額給付金を握りしめて原宿のルイスレザーの門をたたき、自分の懐からさらに10万以上の大枚を追加して速攻オーダーするという国民の鏡のような使い道。

これで黒のカウレザーでライトニング、青のホースハイドでサイクロンという、ビーチ・ボーイズの反町と竹野内豊のような王道2トップが完成し、ルイスレザーを語る上ではハズすことができない定番が揃いました。しかし人間の欲とは恐ろしいもの。オーダーした先には「パッド付きのルイスレザーを持っていない」という、自らを買い物の天才と錯覚するような超ピンポイントを付いてくる、次の景色が広がっていました。

ついに「 買い物の向こう側 」へと手をかけたボク。このチャンスを逃してはならないと、今度はパッド付きのスーパー・モンツァをオーダー。本来であれば違う色でオーダーするべきなのでしょうが、買い物の向こう側で見た景色こそ炭治郎の心の中を彷彿とさせる何のくすみもない透き通ったブルーでした。これを着た時に初めてボクは買い物の向こう側へと辿り着くことができる。そう信じてサイクロンをオーダーした翌月にスーパーモンツァも同色でオーダーさせていただきました。

現在、共に育て中。まだまだ硬くて靴のヒモすら結べないけど「 買い物の向こう側 」を見た選ばれしものの1人として、大切に育てていきたいと思います。

グッドイナフ、フィネス、エレクトリックコテージのラインネルシャツ

これは今年になってハマってしまったラインネルシャツ。20年前くらいに発売されていたものを発掘ツアーで見つけたり、メルカリなどで買い集めていたら、いつのまに8枚に (笑) 。

これ以外にリゾネイトのものも含めるとラインネルシャツは10枚になるんだけど、GOODENOUGH ( グッドイナフ )、FINESSE ( フェイネス )、ELECTRIC COTTAGE ( エレクトリックコテージ ) と名義を変えても受け継がれてきたこの名ディテールは、《あんときのストリート》名品100選に間違いなく入るであろう代物。

20年以上前の古着のシャツを1万〜2万出して買い漁る。《あんとき》ファンじゃなければ狂気の沙汰に見えるかもしれないけど、服好きだったらこんなの当然の嗜み。アパレルブランド始めるならフォロワー数が1万超えたらじゃなく、呼吸をするように服を買い漁るくらい好きになってから初めてほしいもんですよ、ったく。

GOODENOUGH ( グッドイナフ ) ライン・ネルシャツ|《あんとき》から今に至るまで、ずっと受け継がれる名ディテール

等身大グッドガイ人形

今年のベストバイは、間違いなくこれでしょう。そう!等身大のグットガイ人形。

なぜ今、グットガイ人形なの? と思う方も多いと思います。きっかけはSupremeから発売予定のチャッキー人形でした。

あれを見た瞬間「 等身大のグットガイ人形を手に入れる!」という中学生の頃の夢を思い出すことができました。いや厳密に言うと、チャイルドプレイ2の舞台となったグットガイ人形の工場のように「 部屋上グッドガイ人形で埋め尽くしたい!」というのがボクの夢でだったのですが、どんな大きな夢でもまずは1歩を踏み出すことが重要だと思います。

「 買い物の向こう側 」を見た男の使命として、次に目指すべきはこの景色。これを叶えた先には、また違う領域があるような気がします。