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此処は北関東のエルドラドか!? 《あんときのストリート》発掘ツアー Vol.3 茨城編 Part.1

《 あんときのストリート 》を発掘|MIMIC ( ミミック )

2019年7月28日(日)
茨城県水戸市

早くも3回目をむかえた《あんときのストリート》発掘ツアー。群馬〜埼玉のリユースストアをひととおりディグした我々が今回向かった狩場は、茨城県。またまた北関東エリアを攻めます。

茨城といえどかなり広大つーことで、ネット等でリサーチした結果、牛久〜土浦〜水戸の常磐ラインに決定。K×C×H×C(柏シティハードコア)でおなじみ(おなじみでもないか…)の千葉県柏市も繋がるこのラインは、昔から古着屋やスケボー系ショップもあったりするし、水戸といえばあの!ランチタイムスピークスの地元だったり…、ストリートカルチャーの刺激臭プンプンなのです。

はたしてこの地にエルドラド(黄金郷)は存在するのか? 発掘調査スタートです。

 

まずは常磐道をビューンと奥まで走り抜けて水戸へ。お目当てのストアを目指そうとした矢先に、「水戸鑑定団」なる超巨大級の建物を発見。本日欠席の瀬戸によるリサーチがあまちゃんだったこともあり、恥ずかしながらノーマーク。

万代書店を彷彿とさせる、ふてぶてしいほどの店構えにシビレる。

ヴィトンと並んでストリート系の強化買取の文字に胸が踊ります。

エントランスを通過して出迎えてくれたのは、すーぱーみーのUFOキャッチャー。いろんな意味で、すげー時代になったもんだぜ…。

各階はこんな感じで展開。我々が目指すのはモチ3F古着。

 

めちゃくちゃ広いフロアかつ通路も広めで快適♪

おぉ!いきなり大物発見。2004年に発売されたレーザーパックのエアフォースワン(AIR FORCE Ⅰ)。このグラフィックはブルックリンのアーティストであるSTEPHEN “MAZE” GEORGES(ステファン・メイズ・ジョージズ)のもので、世界2500足限定。その足が水戸で見つかるとは…。さすがグラフィティ大国、水戸。

同じニューヨークの繋がりでaNYthing(エニシング)も発見。SUPREME(シュプリーム)卒業組の代表といえばジオバーニ(Giovanni Estevez:ジオバーニ・エステべス)のANNEX(アネックス)か、このエーロン(Aaron Bondaroff:エーロン・ボンダロフ)のaNYthing(エニシング)。

チッチョさんらしいグラフィックが袖口に入ったMASTERPIECE(マスターピース)のパーカ。

《 あんときのクラブシーン 》でイケてる大人たちがこぞって身につけたマスターピース

ロゴから察するにブランド初期と思しきナイロンベスト。ナイロン × 傾向色 × グラフィックという往年の恵比寿系を思い出させるディテールが盛り沢山。

恵比寿系の草分けとして《 あんとき》のメロコアシーンを代表するブランドだった Devilock

田舎たいオヤジが着てそうな柄Tも、GOOD ENOUGH(グッドイナフ)の旧タグがつくだけで一気に欲しくなってしまうこの魔力。

NO WHERE(ノーウエア)をはじめ《 あんとき 》のショップ内装を多数手がけ、ベースボールシャツやシルクスクリーンなど数多くの名作を残したM&Mのパンツを発見。家具もカッコいいけど洋服もいけてます。

おっと!ここでMOTIVE(モーティブ)発見。Stash(スタッシュ)っぽいロゴだけど、後期のMOTIVE(モーティブ)にあまりグラフィックのイメージがないので、この辺は初期なのかな?

スポーツテイストながらもこなれた雰囲気という初期REVOLVER(リボルバー)らしい一枚。ハーフジップにスタンドカラーという、当時ならではのディテールも。

あ、今回の発掘メンバーは野田、遠山、ヤナギ(高柳)の3名。ヤナギは発掘ツアー初参加。

水戸鑑定団でひと際目立っていたのが、こちらのヴィンテージコーナー。ここだけ昔ながらの個人経営系ヴィンテージショップのような特別空間。さらに超・貴重とおもわれるクリームソーダ関連のアイテムがショーケースにディスプレイされとりました。オーナーの趣味なのでしょうか?

こうして一軒目の発掘は終了!出だしは好調。

つーことで、とりあえず昼飯! せっかくなので海鮮系。

毎度、気合いを感じるクルゼのTee。本日はギミーファイブ。しかもパンツはアンダーカバーの名品の1つライン入りレザーショーツ。

お次はLAフィーリングのだだっ広いショッピングエリアにあるワンダーレックス。茨城県内に数店舗展開してるみたいです。

先ほどのガヤガヤと賑やかな水戸鑑定団とは違って、セカンドストリート系のすっきりとした店内。

Bボーイ御用達のショップの中でも掘り出し物が見つかるお店といえば、SAVEGE!(サベージ!)やJACK POT(ジャックポット)の名前が上がると思うけど、そのバイヤーが実はEXPANSION(エクスパンション)のデザイナーであるカーク(KIRK)だったのです。

おっ!GOOD ENOUGH(グッドイナフ)と思ったら、GOOD ENOUGH IVY(グッドイナフ・アイビー)。調べてみたら2013年にデビューということで、GOOD ENOUGH(グッドイナフ)の代名詞であるアラン模様はその系譜か?

このシルエットと配色はソアーかと思ったら、やっぱり。スケート時に着やすいように大きめな作りになっていて、カラフルなワッペンもSOAR(ソアー)らしいディテール。

FAT(エフ・エー・ティー)といえばスタジャンとデニムのイメージだけど、黒 × 黄色というFATらしい配色のスタジャンを発見。相当タフな作りのおかげかグットコンデション。

緻密なコンセプトワークと絶妙なシルエット!キーマン2人が手がけた《 あんとき 》のFAT

発泡プリントをふんだんに使ったDOARAT(ドゥアラット)のTシャツ。

蛍光&ハルクというNEXUS7(ネクサス・セブン)らしいグラフィックTを発見。当時は謎も多くディズニーフォントのロゴにヤラレたっけな。

チャズ(Chaz Bojorquez :チャズ・ボホルケス)のアートワークによるカゼマグのTシャツ発見!日本全国のグラフィティアーティストが集結した歴史的ストリートアート博覧会、Xカラーズの開催地、水戸ならでは?

2店舗目、クリア。おもいっきり夏休みムードなのは、このツアーが7月末だったため。

後半へつづく…