タイトル画像:SUPER LOVERS
《 あんときのストリート》を振り返るだけではなく、今につながる話もしよっか!ということで、気になる最新ニュースをミミック的観点で掘り下げていくコーナーをスタート!
第1回目はこちらのニュースから!
90年代に流行「スーパーラヴァーズ」がドネーション型ブランドとして再出発、パンダのメリー&ケンも復活

ひとまわり下の女性がフェイスブックに 「 なつかしいー! 」 って、このニュースを投稿してたんですけど「え!? そんなブランドだったっけ」ってイメージなんですよね。だって今年42才になるボクが背伸びしてやっと届く年代のブランドだった記憶でして

それ超初期のイメージでしょ? いくつの時の記憶よ?

小6です。姉貴の影響で、塾いくのに SUPER LOVERS ( スーパーラヴァーズ ) のバッグを背負ってました

そりゃそうだわ。ブランド自体は88年にスタートして初期はバリバリのクラブ系だったもん。当時のクラブ系つったらUK主体のいわゆる東京クラブキッズスタイルね。
ロゴもスーパーラヴァーズ・UK・JAPANだったか、LONDON・JAPANだったと思う

ですよね!TAR ( トウキュウ・エアランナーズ ) とかの並びで、クラブで遊んでる人が着てるイメージ。どうしてもメリーとかケンみたいなポップなイメージがなくて

メリーとケンは俺も知らないなぁ。ちょっと後の方からできたんじゃない?
高校3年生の頃(91-92年)にラフォーレのセルロイドでチェックのパンツ買ったんだけど、それがスーパーラヴァーズだったと思う。その頃はなんとなく覚えてるけど、その後はなんつーか、ほら………

フェミ男ですね。ボクの世代だと、もうそのイメージです

一般的にはそこだよね。
でもスーパーラヴァーズのデザイナーであるDJ DRAGON、そしてフェミ男の代名詞でもある武田真治 & いしだ壱成らが在籍していたTHE BIG BANDのメジャーデビューが96年でこの頃には、もう2人はフェミ男じゃなかった。94-95年くらいのブームだったのかな

DRAGONの最初はレゲエだもんね。それからビッケさんと組んで、ソウルセットにつながると。あの美容師ナイトもDJ DRAGONがオーガナイズしてたし、好き嫌いは別にしても一時代築いてたよね

asayanでありましたよね。巻頭特集でピチTとかネオパンクって紹介してるのに、ヒロシさんとジョニオさんの連載で 「もううんざり! 」ってその辺を全否定して、連載がそこで終わるという。
ファンには伝説です 笑

気持ちは分かる(笑)

でも野田さんが言ってた冒頭の女性の投稿みたいに、初期を知る世代とはまた違う文脈でブランドが支持されていたんだから、それはある意味ですごいことですよね

そうだね。《あんときのストリート》を知るブランドがこうやって復活するのは嬉しいよね。でも一般的なメディアだと商品のことをサラっとなぞって終わっちゃうことが多いから、ミミックでは背景も、というか背景を中心に紹介していきたいよね

ですね!
※ 記憶が頼りでして事実と違うことがあったら、すいません!