公式 LINE アカウントで新着情報配信中!

《 あんときのクラブシーン 》でイケてる大人たちがこぞって身につけたマスターピース

野田

このジップパーカ着てたなぁ。マスターピースはやっぱりスウェットのイメージあるんだよな

瀬戸

スウェットバッグとかストライプのセットアップとかですよね

遠山

スゴいよね、それ。グレーのスウェット上下って、本来であれば原宿にいちゃいけない恰好じゃん。でもそれをアリにしちゃったっていう

野田

トラッカーキャップも火付け役な気がするし、スラブデニムやレザーダウンとかもイメージだし。

マスターピースは半期ごとにアイテムがガラって変わるブランドじゃなく、ずっと継続して出し続けるアイテムもあるから「このアイテム」っていう印象が残りやすい

瀬戸

スラブデニムとレザーのダウン、あと窪塚洋介のイメージもあります。大学であの感じがみんな超かっこいいって言ってましたもん

野田

カロリーメイトね。スラブデニムにMT580。

MPオーリーも忘れないでね 笑

瀬戸

そうそう、これ見てた!

野田

今思うと、これ相当大胆ですよね。中綴じの16Pを全部マスターピース特集にして、それ自体が1冊の雑誌というイメージで作った。

表紙、スナップ、対談、全国のサウンドシステム紹介。で、ファッションページがほぼないっていう (笑) 。

瀬戸

確かに。全国誌でここまで遊んじゃうって、すごい時代 (笑)

野田

でた!エムピー商会。通販OK牧場だからね (笑)。

デザインは全編チッチョさん ( =マスタピースのデザイナー ) で。

マスターピースの皆さんと盛り上がって編集部戻るんだけど「 ここまで遊んじゃ絶対通らないよなぁ。どうやってねじ込むかな〜 」って帰り道で思ってたもん (笑)

遠山

いちおう「この広告はパロディなんで買うなよ!」って注意書き入ってるし (笑)。最低限だけ抑えてギリギリまで攻めてるね 、いや普通ならアウトか (笑)

野田

いちおうコンビニにもある全国誌でしたからね。遠山さんみたいに無茶やらせてくれる編集長じゃなきゃ、絶対通らない企画でしたもん

瀬戸

これCDもありましたよね?

野田

そうそうアウトロウズ・バイブルね。読者プレゼントに真柄さんが作ってくれたの。

本ができたときに「なんだこのページ!」って、社長がMPオーリー見て仰天してたけど、このCD渡したら最後は喜んでたもん (笑)

遠山

洗練された東京感があるのがヘクティックだとすると、わざといなたいグラフィックだったり、レゲエ・ヒップホップをグラフィックソースにしてたマスターピースって、同じお店にあるブランドだけど全然色が違ったよね。混ぜるな危険じゃないけど

瀬戸

テイストは全然別ですよね

遠山

マスターピースはマスターピースのまんま着ないとってイメージある。真柄さんの古着や音楽の背景だったり、チッチョさんの音楽的背景もグラフィックの表現として出ているから、当然こうなるよねっていうストレートな感じで。その余計なことしない感じがすごい気持ち良いよね

野田

ですね。見た目はほとんど普通のスウットですもんね。だからマスターピースは典型というか、ストリートブランドって背景がないと絶対的にカッコよくならないですよね。むしろマスターピースなんて服が副業で、音楽が本業なんじゃないかってくらいだから説得力が違う

遠山

だよね。ヘックって会社全体で見ても、すごいバランスよかったもんね

野田

ですです。スケートがヘックだとしたら、音楽がマスターピースみたいな

瀬戸

マスターピースはヒップホップとかレゲエみたいな音楽のムードがあるから、そこ知らないと着ちゃいけない感じはありましたもんね。僕らみたいに当時大学生くらいで、そこ知らないで下手に混ぜてた人を「やっちゃってんな風」に見てましたもん ( 笑 )。

リーコンもそう。グラフィティのムードが強いので、そこ知ってないと着ちゃいけないって思ってました

野田

いいねー、その敷居の高さ (笑)。それだけハッキリとブランドの強みが認知されてたってことなんだろうね。

でもレゲエのブームだったり、窪塚さん人気もあったりで、MPオーリーから少し経った頃にはその辺意識してない人にも一気に広まったよね。着るだけでカッコよくなれるブランドじゃなく、そういうスタイルも持ち合わせてないとマスターピースは似合わないのに 「 みんな大丈夫 !? 」って思ってた (笑)

瀬戸

そうなりますよね

野田

うん。今度はその頃の代表アイテム、スラブデニムを見つけたいな。

あとは定番のウェイラーズとかネグリルのTシャツ、スウェットバッグを発見したいとこだね!

※ 記憶が頼りでして事実と違うことがあったら、すいません!