牛久大仏のお膝元に大帝国が存在した！？《あんときのストリート》発掘ツアー Vol.3 茨城編【後編】

Ollieでの連載スタートや各自の業務などが重なりまくり、MIMICメンバー全員がすっかり忘れていた、《あんときのストリート》発掘ツアー茨城後編。遅れまくりですが、しっかりお届けいたします。

前編で訪れたワンダーレックス水戸県庁前店で、お次は水戸赤塚店へとハシゴ。

完全に夏だなぁ…。と、こちらのワンダーレックスも広い。

いきなりA BATING APE（ア・ベイシング・エイプ）とNEIGHBORHOOD（ネイバーフッド）のコラボブランドであるBROTHIERHOOD（ブラザーフッド）を発見！幸先が良い！

な、なつかしい！ 2007年の24時間TV用に作られた「チャリT」。24時間TVの30周年を記念して日本テレビも気合を入れてA BATING APE（ア・ベイシング・エイプ）。当時イオンでA BATING APE（ア・ベイシング・エイプ）が買えるという画期的な光景に、なぜか感慨深さを覚えたもんです (笑)。たしか1,500円とかだったよね？ある意味、ストリート史に燦然と輝く快挙ですな。

James Jarvis（ジェームス・ジャービス）といえばSILAS（サイラス）。サイラスといえばジェームス・ジャービス。今度、SLUM CITY SKATES（スラム・シティ・スケーツ）からinsane（インセイン）、HOMES（ホームズ）、サイラスの系譜をお届けするのでお楽しみに！

ここは発掘少なめでした。早々に移動し、本日欠席の瀬戸リサーチを頼りにネクストストアへ。

続いての発掘エリアは超巨大級の大仏でお馴染みの牛久。さぁ、どうでしょう？

…ん？

…んん？

AIR HAWK…?　ノ、ノォォーーーーーーー！！！

我々が求める《あんときのストリート》がまったくない！！！カテゴリーが違いました。リユースストアといえど、いろんな種類があるんですね。シツレイスマスタ…。

と、このお店のある道沿いに万代書店と似つかわしい建造物を発見。瀬戸のリサーチリストには（もちろん）ない。

デデーーーーーーーんっ！　その名も、ぐるぐる大帝国。これは期待せずにはいられません。

おそらくヤマダ電機跡地を再利用。ジャングルの秘境をイメージしたようなエントランス。大帝国はこの奥地にあるのか。

ひ、広い。ここはまさに大帝国！否、エルドラドだ！！

いざ、ストリートコーナーへ

おっと！以前ご紹介したエア・フォースXを発見。RECON（リーコン）とのコラボですね。つま先が安全靴仕様になっており、ヒールにはバーブワイヤーも。

NYグラフィティの空気感を伝え続けた GFS →プロジェクトドラゴン →リーコンの系譜

おおーーー！ついに発見！ミミックメンバー全員が愛するT19のダンクSB。T19のトレードカラーであるブルーを採用したこのモデルは、チームライダーの進吾ちゃんがデザイン。発売は2005年。

あら！懐かしのエア・ミッション（AIR MISSION）発見。オリジナルは94年に発売で、このイケてるベルクロデザインは、間近に迫るスニーカーブームの到来を予感させるものだった…は言い過ぎというか結果論だけど、にしても今見てもカッコいいよね。これは2013年の復刻。やはりオリジナルカラーの赤と青が鉄板ね。

おっとNITRO MICROPHONE UNDERGROUND（ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド）のフォースワン発見。意外と出てくるもんなのね。これはニトロのベストアルバムの発売記念のモデル。詳しくはこの記事を見てね

祝・再始動！ニトロの足元を飾った別注エア・フォースワン

NITRO MICROPHONE UNDERGROUND（ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド）ときたらMASTERPIECE（マスターピース）も忘れちゃいけません！これはSWAGGER（スワッガー）とのコラボTシャツでタグが2枚付いてます。エリカ様に着てほしいグラフィックですね。

マジか！なんと、なんとLAST ORGY のTシャツ発見！タグは《あんとき》の初代ノーウエアで、裏側にはアンダカバー + エイプ = ノーウエアという涙もんのタグ。2009年に香港で復活したときは思わず行っちゃたよね！

日本をストリートファッションの中心地に変えた《あんときのストリート》代表ブランド、ア・ベイシング・エイプ立ち上げ前夜

エイプファミリーが一堂に会するライブイベント、ベイプ・ヘッズ・ショーのTシャツ。DEVILOCK（デビロック）、HECTIC（ヘクティク）、NEIGHBERHOOD（ネイバーフッド）、REVOLVER（リボリバー）のロゴも入ってます。2000年代初頭はNIGOさんと遠藤さんがよくブーンとかに一緒に出てたけど、まさにその時期のもの。