ALPHANUMERIC｜アメリカのティーンたちのリアルなストリート感を体現したアルファヌメリック

アルファヌメリックと聞いてまず、思い出すのが「NIKE SB」とコラボレートした「DUNK SB」ですね。グレーのアウトソールにイエローのシューレースを合わせたのが、かなりカッコ良かった。今でもプレミアム価格が付いていてメルカリでも15万円以上で出品されていますね。

画像引用：メルカリ

ボクも完全にそのイメージです。当時、この手の派手めなデニムが色んなブランドから出てた時期でもありますよね

1998年に設立されたみたいですね。よく「a#」と省略されてブランドロゴが展開されていたのを覚えています。「a」は文字を表していて、「#」は言語を表しているそうで、「人は文字と言語を使って交流し、それらを使って契機を作る」ということに由来しているそうです。当時のノリとは反して知的なブランドコンセプトなんですね

確かに、固い (笑)

そうですね。スノーボーダーはちょっと覚えていないのですが、スペンサー・フジモト、フォレスト・カービー、マーク・アップルヤード、トッド・ジョーダン、コルト・キャノンなんかをサポートしていた記憶があります。

スケーターやスノーボーダー以外にもサーフィン、カーカルチャーや音楽などの様々なライフスタイルを融合した、モダンストリートウェアに根差すテクニカルで機能的なアパレルを展開していたみたいですね

あっ！していました！ 吉田徹さんはその前は X LARGE ( エクストラ・ラージ ) にもサポートされてましたし、カッコいいスケートカルチャーとリンクしたアパレルブランドにはずっとサポートされているイメージがありますね

公式のホームページを見ると、2010年にはプロダクト製作は終わってしまっているようですね。本当に’00年代を駆け抜けたブランドだったということですね

これですね！ってことは一時期、カリーム・キャンベルもサポートライダーだったのかな？ それともこの広告だけのゲスト出演なんでしょうか？ いずれにせよ、’00年代のイケてる学生ノリとはどんなだったかがわかる広告ですね

この時代はBボーイがハイスクール・ヒエラルキーの上の方だったってことのなのかなぁ。やっぱり向こうの王道は男子はアメフト、女子はチアガールなんでしょうけど

この広告も団地とバスケットボール場がコンセプトなんでしょうね。でもアルファヌメリックはデニム以外だとパーカとかスタジャンってイメージがあるから、やっぱりハイスクールのやんちゃ坊主が狙ってたイメージなのかもね

完璧になくなってしまったのかはわからないけど、こういった、もろアメリカのストリートカルチャーをバックボーンに持つブランドのプロダクトはまた見てみたいものだよね