
そしてオーリーが大変お世話になった、カズロック先生でおなじみのカズロックオリジナル

これはカズさんらしい一品ですね

いつもオレンジとか水色のセットアップで雑誌に出てたイメージがありますよね

アメリカンカルチャーからの影響なんだとおもうんだよね、多分。鮮やかなオレンジとか水色とかさ、昔ながらのアメ車の色だったりバスケなんかのナショナルスポーツ系のユニフォームだったりさ

カスタムバイクも独特でカッコよかったですよね

車とかバイクいじりも大好きだもんね、カズさん

やっぱスタイルを持ってる人はいつの時代もカッコイイんすよね。あとはめっちゃ根本的なことなんですけど、人間性

そこに尽きるね。日本では相当早い時代からグラフィティやってるし、かなりの大御所なわけじゃない?
でも、めちゃくちゃ気さくでいい人なんだよ

取材に行くと話がおもしろすぎて終わらない。カメラマンさんに、日が暮れるからいい加減に出てきて撮影させてくれって怒られることもあったし (笑) 。ホント、楽しかったなぁ

しかも当時なんつーか…、オーリー自体が一部の調子こいた取材対象側から拒否されてたのよ。「オーリーはダサいからNG」みたいな風潮ね。
でもカズさんは絶対そういうことはしない人で、いつでも快く取材に応じてくれて、さらに気遣いまでしてくれる。ぶっきらぼうなんだけど超・優しい。俺のなかでは寅さん的な存在だったよ

慕っているアーティストもたくさんいますよね

そうそう。普段は遅刻するけど、カズさんと一緒の撮影だと定刻きっかりにきてくれるとかね (笑) 。
確か初期のカズロックオリジナルは、ブートレグブースで取り扱ってたとおもうんだけど

フーエバーにも置いてありましたよ

そのあたりとは昔から繋がりがあったんだろうね、たぶん

後期はミサイルっていうフラッグショップ的なお店もありましたよね。原宿のジャンクヤードの近くに

あったね!カズさんによるカスタムバイクもディスプレイしてた。あとはなんといっても桜木町の壁だね

今じゃすっかりスーパークリーンになっちゃいましたけど、この壁は絶対に残すべきでしたよね。アヴァランチに取材行く際の楽しみだったりしたんだけどなぁ

だよなぁ…。明らかにストリート重要文化財だよ (笑) 。いつかまた復活するといいね。
あと、オーリーでやったグラフィティ特集でカズさんのインタビューがあるんだけど、影響を受けているアーティストがグラフィティライターじゃなくて、ロバート・ウィリアムズとかエド・ロスって言ってたのが「サスガ!」って当時からおもってた

うん。最近カズさんがスプレーやってる動画がアップされてたんだけど、これもリック・グリフィン的というか、60年代アメリカのサイケな感じでカッコよかった
画像引用:vimeo


いいねぇ


カズさんスニーカー大好きだもんね。しかもさ、ちゃんと箱で保管してて、中に何が入っているか分かるように1足づつ箱にポラ ( ロイド ) が貼ってあるのよ。あれは真似したなー。10足くらいで挫折したけど (笑) 。
できることなら、またヴァンガード ( =カズさんの事務所 ) 遊び行きたいっすね!
※ 記憶が頼りでして事実と違うことがあったら、すいません!